ARCHIVE / DAMIR DOMA

最終更新日

2008年の冬。
ダミールドマの服に始めて出会ったことをいまでも覚えている。衝撃だった。

黒とワインレッドのコントラストに、だらりとしたルーズなシルエット。ところどころに鎖のように、紐がぶらぶらと下がっている。ムードは気怠く重くって、印象としてひどくナーバスだ。
背後には、自然の言霊を忍ばせているようだった。

ストリートの持つ刹那と危うさ、そしてモードの品性。
その融合を確信的に表現していた。
一発でノックアウトされた。

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彼のようなモードファッションは、「立ち位置」のおもしろさというのがある。ラグジュアリーブランドとも、リアルクローズとはまた違った存在のポジション。作家性がとても強く、洋服という形をとりながらも、アートとも言えるような表現とこだわりがある。(それは、とても曖昧で儚いものでもある)ショウの音楽は、ディープなアンビエントサウンドで、常に実験的。同世代のヴィデオクリエイターとのコラボレーションも盛んに行なっていた。
それらにインスピレーションを受け、洋服に反映させていた。
身につけてみると、その表現の深い意味が体に染み込んでくるのだった。

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彼のようなデザイナー自身の表現と、時代の空気が奇跡的にシンクロしたものは特に人気がある。これは音楽、形としてはレコードコレクションと近いかも知れない。レコードといえば、当時、Jónsiを愛聴していた自分にとって、この当時のDAMIR DOMAの洋服は、その世界観と深くリンクしている。

静かな森と湖。曇りがかった仄暗い空の雲の隙間から、神々しい光が差してくる。
そんな世界。

その時代の空気を歌い纏う快感。
彼は私に、その未来を示し続けた。

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リズムから DAMIR DOMAが消えて数年。
いま改めて、彼の作品と向き合っている。
やっぱり彼の先見性は本物だった。
色褪せず、魅了し続けるタイムレスな服。

Y氏の愛蔵のコレクションをみていろいろなことを思い返した。
なんにせよ、パリに連れて行ってくれたのは、このダミールだ。
彼がいなかったら、今の私は存在しないと想像できる。
私の中でのダミールドマ。

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これは、昨年、店頭で企画販売した私の友人 Y氏が蒐集していたものと私のコレクションの一部です。新しい試みとして、WEBでもアーカイヴとして販売することにいたしました。

ARCHIVE / DAMIR DOMA

アートコレクションのような感覚で楽しんでもらえたらと思います。
(使用感があるのございますので、不安な方はご購入の際はご相談ください。)
近日、追加もありますので、引き続きアーカイヴをチェックしてみてください。

店主 中村

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